2003年8月我が家を建てました。29歳でした。正直貯金もなく、子供にもお金がかかり、周囲の反対は多かったですが、
"家を売る人間が自分の家を持っていなかったら、真実は伝わらない"。
そんな気持ちで30年ローンを組みました。
工務店を営む自分として、限られた予算内でどれだけ表現できるか? たった30坪の土地に30坪の工夫いっぱいの家を建てました。
ぜひ皆さんに来て、観てもらいたい。そんな家が出来ました。
フレスコ画家 ウンベルトカーファーさんによる壁画でお出迎えです。 右端の写真がマイファミリーです。この他にネコが3匹の大世帯です。
この板が玄関建具になりました。
表札ももちろんオリジナルです。
料理好きのうちの奥様です。 当初IHを検討していましたが、ガスコンロと使い勝手を比較。 ガラストップコンロ・両面グリルを採用しました。お勧めのハーマン社製です。
キッチンは僕の大好きなトーヨーキッチン。食洗器は必需品です。
この一枚板は神代のホウの板(かなり高価)。 親父が15年前に手に入れ、会社の倉庫に眠っていたこの板をテーブルに使ってしまいました。 このテーブルの似合う家をコンセプトに、雰囲気をまとめてみました。
床材は松の縁甲板15mm床暖房が入っているので、あばれるかどうか心配でしたが、全然大丈夫でした。 一冬を床暖房だけで過ごしましたが、はっきり言って絶対お勧めです。今、床暖無しの生活は考えたくありません。
心配していた光熱費も隙間風の多かった以前の借家に比べ、そんなに高いと感じなかったと奥さんも言ってました。 ちなみにキッチンの前だけコルク貼です。コルクは最初匂いがきついです。
建具の高さは2400。普通の家の天井の高さです。アクリワーロンを挟み込んでいる為、軽くて丈夫です。 オープンハウスのときに最も好評だったのがこの建具です。
カベは調湿ウォールという材料を使ってみました。珪藻土入りで、吸湿性の高い材料です。 1階はわらを混ぜ2階・廊下周りには寒水石を混ぜて質感を出しています。 床暖房とペアガラス。このカベでこの冬1階には結露はありませんでした。
昔、骨董市場で手に入れた油紙を貼ってみました。
和紙は岡山の手漉き和紙の里まで行ってお気に入りのを買ってきました。 ここにしかない、葉や花・土を一緒に漉いた質感のある和紙で床の間と1階トイレを彩りました。
2階は我が家のプライベートリビングです。将来は子供に取られてしまうだろうけど、それまでは家族みんなで過します。もちろん床暖完備です。
広めのユーティリティースペースはアイロンかけや風呂上りのリラックスルームとしても大活躍。ベランダもすぐなので物干しも便利です。
裏側はクロゼットです。奥行きを有効70cmとって残りをこうして奥行き約30cmの棚にしました。普段使う下着やタオルなどはたたんでここに収納します。
吹き抜けの階段です。中二階は現在書斎として利用。1階は外部からの収納です。ネコのトイレはそこに設置し、ネコドアから自由に出入りしています。
間仕切りのカベの厚みを利用した本棚です。カベからは5cmだけ出ています。
上の壁を逆から見た写真です。寝室側の埋め込み本棚になっています。
南東面に面した高窓からは光がいっぱい差し込んできます。
天井材とおそろいのトイレ建具です。
写真をとってたら娘のはるちゃんが乱入。 大きなテレビはアニメの途中でも風呂に入る事が出来ます。我が家はみんなお風呂が大好きです。
廻り縁の無い天井で、スッキリ感と開放感を出します。 1階のリビングは塗装した杉板を目透かし貼に。隣をアジロで仕上けました。
1階の建具枠は檜です。厚みのある材料ですが、スッキリ見せる為にチリをわずか5mmに仕上ています。 檜は油分が多いので塗料が染み込みにくい為、床や天井、建具とは違う塗料で仕上ています。(わびすけ+墨汁)